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Ours is essentially a tragic age, so we refuse to take it tragically. The cataclysm has happened, we are among the ruins, we start to build up new little habitats, to have new little hopes. It is rather hard work: there is now no smooth road into the future: but we go round, or scramble over the obstacles. We've got to live, no matter how many skies have fallen. This was more or less Constance Chatterley's position. The war had brought the roof down over her head. And she had realised that one must live and learn.
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2010年 11月 28日
加茂川西入
 京都新聞(電子版)に、平成の仁丹版町名板の記事が載った(記事参照(森下仁丹のプレスリリースはこちら。仁丹版に粘着する一人としては、平成の仁丹版を一応は歓迎するのだが、失われゆく仁丹版だからこそ感じるものがあるというところに立ち戻ると、平成の仁丹版はやはり別物という見方をしてしまう。悪く言うつもりはないが、はい、そうですかというだけの反応で終わってしまうということだ。

 とまれ、ちょうどいい機会なので仁丹版ネタを一つ。以前にも少し触れた内容だが、仁丹版の記述で通り名に拠らないものについてである。よく言われるように、京都の中心部では、××通上ル下ルとか、西入東入とかのスタイルで通り名を基準とした表記が用いられているのだが、ごくまれに通り名でないものが起点になるケースもある。

 以前に挙げた事例は「紙屋川東入」「高瀬川西入」「御旅所下ル」などだった。これらの中で、とくに注目したのは紙屋川や高瀬川の例で、河川名を通り名に準ずる形で用いている事例である。通りに並行する河川(正確には河川に並行する通り)であるからこそ可能になるスタイルだが、
京都で一番有名な「鴨川」を住所表記につかっている事例は知らない。住所の記述で「丸太町通鴨川東入」なんて書いたものがあったりすると、ホォと感心もするのだが、そういうケースにはお目に掛かったことがない。
とも書いた。ところがその後、とある筋からの情報で「加茂川西入」があることを知った。慌てて水谷リストで確認すると「六軒通加茂川西入早尾町」というものが出ている。それで見物に出かけてみると、確かに「加茂川西入」が掲げられていた。場所は五条楽園の一角で、早尾町のもの以外にも近隣で数枚面白そうなものが目に留まった(ついでに、何とか小鉄会との看板も……)ので、簡単に報告してみよう。

加茂川西入_a0029238_11213644.jpg
問題の「加茂川西入」


加茂川西入_a0029238_11213740.jpg
建物の角張りでも記している通り名が異なる。「三ノ宮町通六軒下ル」「六軒通木屋町東入」。よくあるパターンなら、「三ノ宮町通六軒」と「六軒通三ノ宮町」という具合に、上下が入れ替わるだけの同じ通り名で処理されている。


加茂川西入_a0029238_11213632.jpg
木屋町の仁丹版。水谷リスト未収録



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by office34 | 2010-11-28 11:44 | 町名看板