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Ours is essentially a tragic age, so we refuse to take it tragically. The cataclysm has happened, we are among the ruins, we start to build up new little habitats, to have new little hopes. It is rather hard work: there is now no smooth road into the future: but we go round, or scramble over the obstacles. We've got to live, no matter how many skies have fallen. This was more or less Constance Chatterley's position. The war had brought the roof down over her head. And she had realised that one must live and learn.
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2011年 04月 12日
太子道(1) ~太子道の町名看板
太子道(1) ~太子道の町名看板_a0029238_119396.jpg太子道(1) ~太子道の町名看板_a0029238_119395.jpg太子道(1) ~太子道の町名看板_a0029238_1193820.jpg

先の投稿では三条御池に触れたが、本題は太子道の方である。ことの発端は、一念発起して蛇塚を見に行こうと思い立ったことなのだが、足の向く機会の少ない西部エリアなので、仁丹の町名看板もいくつかチェックしておくことにした。といっても町名のみのものをむやみやたらに探し回るのも疲れる、ということで今回は安直にグリッド表記があって、近隣にいくつかが集中しているもの、とのラインで絞ってみた。

そこでターゲットとなったのが太子道である。具体的には、
・西ノ京内畑町太子道七本松西入
・西ノ京内畑町七本松通太子道下ル
・西ノ京両町太子道御前通西入
の3枚である。

「西ノ京××」の町名看板は、町名のみのものもあれば、町名+グリッド表記のものもあって、かねてよりの懸案事項とも関わる。そういう意味では、性根を据えて探さねばならない。水谷リストを眺めると、上の3枚以外にも要確認の町名看板もあって、なおさらだが、所在報告が水谷リストのみの場合は、すでに昇天している可能性も小さくはない。結果的には何度かウロウロせねばならないにしても、まずは複数の報告があがっているものからというのは、妥当な判断だろう。

ともあれ、まずは太子道に入るところからのスタートである。太子道とは、太秦の太子様こと、広隆寺へ向かう参道のこと。西大路通には「西ノ京円町」の南側に「太子道」というバス停があるので、当方のバクっとした捉え方では西大路通のあたりから広隆寺方面へ向かう道という認識だったのだが、もう少し東の方でも太子道という名前は通用している気配である。それになによりも、今回、ターゲットとした3枚は軒並み西大路通より東側である。そうしたことから、千本通のあたりから、太子道の名前がどこかに無いかを探し始めてみた。

とりあえず、出世稲荷のあたりから手を付けてみたが、手がかりらしきものはない。たまたま目に入らないだけかもと思って、近くのコンビニで聞いてみたが、「さぁ?」と首を傾げるばかり。さらにコンビニのパーキングにタクシーが停まっていたので、これ幸いと聞いてみたが、丸太町の南側の通りというだけで、ピンポイントでの指摘はもらえなかった。結果的には、そのコンビニの建物が太子道に面していることが、あとになって判明するのだが、少なくとも千本通のあたりでは、「太子道」という通り名は一般的ではないようだ(単に尋ねた相手が悪かったのかもしれないが……)

それならということで、確実に「太子道」との名前が使われている場所まで移動して、そこから東へ向かうことにする。ただ、それであっても、いわゆる「西大路太子道」の交差点は、大型車でも余裕で通れる広さがあり、古くからの道でないのは確実。道路の拡幅にともなって「太子道」の名前を強奪したのだろう(今出川通や六条通など、似た事例には事欠かない)。目指すのは、その新しい太子道ではなく、古い太子道なのだ。

と、かなり疑心暗鬼モードでうろうろしてみた結果、件の大通りの近くで一枚の住宅表示図が掲出されているのに目に留まる。そこに「旧二条通・太子道」なる表記があった。大通りの一筋北側が「太子道」だったのである。なお、これまた後の段階で判明したことなのだが、googleマップでは、「西大路太子道」の標識が出ている大通りには名前を入れず、その一筋北側にある、古来からの太子道に対して「太子道」なる名前を入れている(そして、その先にあるのが先述のコンビニ)

結局、今回ターゲットとしていた3枚の町名看板は、その太子道をうろうろするうちに、どうにか発見できたのだが、「太子道」という名前については煮え切らないまま残ってしまった。仁丹の町名看板や、ここ10~20年程度のブツと思われる住宅表示図に本来の場所を教えてくれる痕跡はあったのだが、現在の使い方としてはどうなっているのかは分からず終いだった。「西大路太子道」なる標識が掲げられている以上は、大通りの方が太子道を名乗っているのは間違いない。それに対して、地元の人たちが「旧太子道」とかの言い方をしているのかどうか、といった問題である。そのあたりは、また、おいおい調べねばならない。

太子道(1)~太子道の町名看板 / 太子道(2)~仁丹・町名看板、謎の1枚 / 太子道(3)~太子道と旧二条通 / 太子道(4)~まとめに代えて


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by office34 | 2011-04-12 00:38 | 町名看板