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Ours is essentially a tragic age, so we refuse to take it tragically. The cataclysm has happened, we are among the ruins, we start to build up new little habitats, to have new little hopes. It is rather hard work: there is now no smooth road into the future: but we go round, or scramble over the obstacles. We've got to live, no matter how many skies have fallen. This was more or less Constance Chatterley's position. The war had brought the roof down over her head. And she had realised that one must live and learn.
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2013年 09月 02日
夜来香
府立植物園の「昼夜逆転室」という施設、温室の一画に設けられた部屋で8月の上旬にオープンした。早くからパンフレットも置かれていたので、これは是非見に行かねばと思いつつ、ダラダラとひと月が経過。それが、このほどようやく機会に恵まれて足を運んでみた。

施設それ自体は温室の中の一部屋で、それほどの広さはない。もっとはっきり言えば、事前の期待が大きすぎたせいか、なんだこの程度かといった期待外れ感が最初にやってきた。だがパッと見の派手さがなかったのは、むしろ当たり前のことだろう。というのは、この施設の趣旨が、暗闇に咲く花の本来の姿を見せるという点にあるからである。闇の中に見るも鮮やかな花々が咲き乱れているなんてことは普通は考えられない。日が暮れるころに花が開き、夜が明けるころには萎んでいく、そんな草花を並べる部屋であり、闇にほんのりに浮かび上がる美しさが眼目なのである。そういう方向での期待を最初から持って望んだなら、もう少し素直に楽しめたかも知れない。

ちなみに、この手の珍しいものを見せられると、カメラをごそごそとし始めるのが一般的な反応である。当方ももちろんその一人なのだが、そうは簡単に問屋が卸してくれないようだ。というのは、強い光の照射は花への悪影響があるらしく、室内ではフラッシュの使用は厳禁となっているからである。くわえて広いスペースがないためなのだろう、三脚を立てることもNG。ということは素人レベルでの撮影は基本ムリということのようだ。ISOを高く設定しておけば手持ちで撮れないことはないが、ブレブレになるか、ザラザラになるかのいずれかだろう。しかし、それはそれで仕方ないことでもある。一期一会とでもいうべきか、現場で実物を見る以外には楽しめないというのも、これまた一興だろう。

夜来香_a0029238_20254542.jpg
一応、写真っぽいものになっているかも知れない「夜来香」。

夜来香・・・・・・イェイライシャンが花の名前だとはついぞ知らなかった、とか言ってみる。花の名前だと言われれば、確かにかの歌の歌詞(日本語版)でもそうだった気がするが、花を押しのけてテレサテンか李香蘭(山口淑子)の名前が先に思い浮かんでしまうのはやむを得ないところか。


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by office34 | 2013-09-02 20:28 | 京都本・京都ガイド