Ours is essentially a tragic age, so we refuse to take it tragically. The cataclysm has happened, we are among the ruins, we start to build up new little habitats, to have new little hopes. It is rather hard work: there is now no smooth road into the future: but we go round, or scramble over the obstacles. We've got to live, no matter how many skies have fallen. This was more or less Constance Chatterley's position. The war had brought the roof down over her head. And she had realised that one must live and learn.
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2014年 01月 07日
山国隊(1)
仲村研氏『山国隊』(学生社,昭和43年)。キッチュ論議の中で時代祭に触れた流れからこの本を手に取ってみた。

時代祭の風俗行列、その先頭を歩くのがお馴染みの鼓笛隊である。正式の名称は「維新勤王隊列」というのだが、この行列が深く関わるのが「山国隊」である。黒の羽織に紫紺の袴、時代祭の写真といえばコレとなるくらいにシンボリックな存在に思われているこの行列が再現するのが山国隊の姿である。しかし、他の風俗行列とは同等に扱うわけにはいかない。偽物であるという点では他と同じであったとしても、「本物」の延長線上にあるのである。

他の風俗列、たとえば徳川城使上洛列や江戸時代婦人列を見てみよう。これらは装束の上では考証に基づいての正確な再現がなされている。しかし江戸時代に幕府より朝廷へ派遣されていた実在の城使、あるいは出雲の阿国や和宮らのご本人らとのつながりが云々されるとすれば、そういう要素は当然ながら微塵もない。その他、豊公参朝列や織田公上洛列、あるいは室町幕府執政列や楠公上洛列等々を取り上げても事情は同じである。それに対して維新勤王隊列は、明治28年に時代祭が始まった時点では、新政府軍による旧幕府勢力征討に従軍していた人々やその係累が参加しており、名前もそのまま「山国隊」だった。

山国隊とは山国村(現在の右京区京北町)で組織された農民兵の部隊であり、時代祭の山国隊は、平安講社の呼びかけに山国村が応じて従軍部隊を再現、参加させたものである。鼓笛の演奏は、錦の御旗を掲げて帰村した時の模様を再現するものだったとのこと。ところが経済的な負担その他の事情から山国村では毎年継続的に派遣することが難しくなり、隔年にするとか五年ごとにするとかの協議がなされ、最終的には完全に代役に任されることになった。したがって朱雀学区の人たちが演じる現行の維新勤皇隊は山国隊の偽物だが、他の風俗行列とは違って本物と接点を持っているのである。神幸の本列(神幸列)に供奉する白川女献花列には、白川女保存会が直接携わっている。実物ではなくても当事者が関わっている点で本物に準ずるとすれば、山国村から派遣されていた頃の山国隊はそれと同じ性格を持っていたといえる。そうして装束や楽隊の演奏などを、その本物に準ずる山国隊から引き継いでいるのだから、朱雀学区の演じる勤皇維新隊列は本物の延長線上にある……と言えなくはないはずである。

もっとも当方は上掲本を読み始めたばかりであり、山国隊の実像についても正しく理解できているわけではない。もしかするとあれこれ書いてわりには、とんでもない勘違いをしているかも知れない。しかしそれでも、いわゆる仮装行列との誹りを受けがちな他の風俗行列とは、その由緒からして違っているぐらい発言は許されると思う。
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山国隊を模した維新勤皇隊列の鉄砲隊と錦の御旗(2013年)

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by office34 | 2014-01-07 22:03 | 京都本・京都ガイド