Ours is essentially a tragic age, so we refuse to take it tragically. The cataclysm has happened, we are among the ruins, we start to build up new little habitats, to have new little hopes. It is rather hard work: there is now no smooth road into the future: but we go round, or scramble over the obstacles. We've got to live, no matter how many skies have fallen. This was more or less Constance Chatterley's position. The war had brought the roof down over her head. And she had realised that one must live and learn.
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2006年 12月 29日
史跡以前のモノども
 ねじりまんぽに落書きがされたことに関連して戯れ言をもう一つ。古い建造物に注目するのなら、京都では古い割には日頃から省みられることの少ない建物があちこちで目に留まる。以前、東大路にある質屋ビルについて触れたが、あの手の鉄筋コンクリートの建物で昭和初期~戦後まもなくのクラスであれば、あちらこちらに残されていて、そのほとんどは注目されることもないようだ。国指定の史跡になっていた明治建築でさえ放置モードに置かれてイタズラに晒されることを思えば、昭和初期から中期くらいのモノなど取るに足りないのだろうか。確かに古さをアピールするには到底古い部類には入らないし、あるいは意匠的なところで言うにしてもいまひとつ凡庸というのであれば、放置モードになるのもやむを得ない。だが今回のような事態に直面したり、さらにいえば取り壊されたりしたときになって初めて騒ぎ出すというのもどうかと思う。ということで、価値があるのかなぁどうかなぁ?クラスの建物を取り上げてみよう。

a0029238_039826.jpg 河原町竹屋町西側にある「土のかをりや」という八百屋さん。オーガニックブームのご時世、有機野菜を専門的に扱っているというところにスポットが当てられて紹介されることのあるお店である。ところが並んでいる商品を見るのではなく、建物全体を眺めてみると、そちらの方もなかなかのワザありである(写真クリックで拡大)。ご主人に伺ったところ、昭和初期の建物だとか。お店はまだ数年の歴史しかないが、建物のほうは河原町通の変遷をずっと眺めてきていることになる。そして「へぇ、案外古いんだ……」という先入観で改めて眺め回してみると、バルコニーの残骸めいた二階部分や、その上にあるランプの痕跡など、新築当時は瀟洒な雰囲気を漂わせていたのかなと思えなくもない。建築様式の話についてはよく判らないのだが、流行の主流が機能重視のデザインに推移していったのは昭和中頃との話だから、この建物が昭和初期のものと言われると、確かにそれっぽくも見えてくるのである。

 思えば、河原町通というと、どこか賑々しい雰囲気の繁華街というイメージが強いのだが、そのイメージを作っている張本人であるところの、三条と四条の間についてでさえ、とある年輩の方から「アーケードより高いところに注目してごらん、面白い発見がたくさんあるよ」と言われたことがある。建物自体が建て直された場合はともかくとして、表面的な取り繕いからこぼれた一面が二階部分などに見かけられるというのである。ましてや御池以北になると南ほどの新陳代謝があるわけでないので、その気になれば、ここにも、あそこにも、といった具合で昭和の初期から中期を思わせる痕跡が発見できる。「土のかをりや」さんの建物などは、まさにその一例といったところである。そのほか、詳しい情報はまったく持ち合わせていないのだが、理髪店の「キヨラカ」さんの建物(河原町通荒神口下る)や、「西川薬局」さんの建物(同荒神口上がる)なども、なんとなくくせ者っぽくも思えてならない。

 もっとも、これらの建物は、それが何年後のことか何十年後のことかは判らないが、史跡云々の議論になることもなく消えて無くなることだろう。もとより個人所有のものなのだから、取り壊しの話が持ち上がった際に無責任に保全を求めるのもおかしな話なのだから、この世に存在しているうちに何度か視線を向けるぐらいのことはしておこうと思う。
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by office34 | 2006-12-29 00:42 | 街角の風景