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Ours is essentially a tragic age, so we refuse to take it tragically. The cataclysm has happened, we are among the ruins, we start to build up new little habitats, to have new little hopes. It is rather hard work: there is now no smooth road into the future: but we go round, or scramble over the obstacles. We've got to live, no matter how many skies have fallen. This was more or less Constance Chatterley's position. The war had brought the roof down over her head. And she had realised that one must live and learn.
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2009年 01月 29日
明治人物志の試み
 2009年になってそろそろ一ヶ月が過ぎようとしているわけだが、このブログでは「一年の締めくくりだから」云々で始まる記事が、トップに居座っていた。みっともないかなとの気もしてきたので、少々書き込んでみる。とはいえ、これといったネタがあるわけでもないので、太田垣蓮月や大京都ネタとの関連から、「明治の京都」「近代の京都」という問題にスポットを当ててみる。

 京都は鳴くよ鶯の頃からずっと日本の都だったわけで、京都を舞台とした出来事というのは、いわゆる日本史上の有名な事件と重なってくることも多い。人物に焦点を絞ると、京都を舞台に活躍した人々というのは、往々にして日本史上の重要人物という枠で語られる。ところが、明治維新以降になると状況は一変する。日本史的事件なり人物は、どうしても東京が舞台となってくる。そのため、敢えて京都を語るというテーマでも設けなければ、忘れ去れてしまう事件や人物も少なくない。京都限定で考えた時、不可欠な要素であっても、いわばローカルネタになってしまうわけである。ということで、「明治の京都」を意識しつつ、事件簿か人物志めいた話をいくつか並べてみようと思う。

 こうした話は、もちろんのことながら奥が深く、一回の書き込みでクリアにできるものではない。ただ、かねてから興味のあった話でもあるので、つまみ食い的になることも顧みず、当面のネタ切れというような状況に立ち至った場合には、やってみることにする。

 まずはアウトライン的なものということで、人物志めいたところから手を付けてみる。人物志というのは、ある人物の履歴を簡単に紹介するものではあるが、誰を取り上げるのかとの段階で、設定されている視点が浮かびあがってくる。現時点で考えているところの最低限のライン、それは、明治の人間であること、いくばくかの有名人であること、京都と縁が深い人物であること、この3点に過ぎない。となると、膨大な数で名前が挙がってきそうだが、案外というか、当方の知識が薄弱なのか、多分後者だろうが、二十人前後で留まっている。

ざっと列挙してみると、以下のような具合である(順不同)。
槇村正直、北垣国道、田辺朔郎、佐倉常七、牧野省三、山本覚馬、新島襄、村井吉兵衛、島津源蔵、大沢善助、明石博高、濱岡光哲、大谷光瑞、熊谷直孝、富岡鉄斎、井上八千代、久邇宮朝彦、小川治兵衛、湯浅半月、会津小鉄、高木文平

 思い付くところをつらつらと並べてみただけだが、活躍したジャンルで分類するとすれば、(1)政治関連、(2)経済関連、(3)芸術・文化関連といったあたりでおおよそ間に合うだろう。あるいは大谷光瑞の名前も入っているので、(4)宗教関連、というもの入れておく必要があるかもしれないし、会津小鉄を意識して(5)その他という枠を設定する必要があるかもしれない。ともあれ、取っ掛かりのレベルとして、上記二十一人を念頭に置いておくことにしたい。

 ところで昨年来触れていた太田垣蓮月の場合がそうだったわけだが、ブログのカテゴリーとして設定している中では分類できないネタが増えてきている。加えて、この人物志が入ると、いっそう分類に難渋することになるのは明白。ということで、「明治人物志」というのを立てておくことにする。ただ、テーマが膨大であるだけに、つまみ食いの尻切れトンボになるおそれがかなり多い。まあ、そうなったらそうなったということで諦めるしかない。


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by office34 | 2009-01-29 00:48 | 明治人物志