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Ours is essentially a tragic age, so we refuse to take it tragically. The cataclysm has happened, we are among the ruins, we start to build up new little habitats, to have new little hopes. It is rather hard work: there is now no smooth road into the future: but we go round, or scramble over the obstacles. We've got to live, no matter how many skies have fallen. This was more or less Constance Chatterley's position. The war had brought the roof down over her head. And she had realised that one must live and learn.
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2009年 12月 05日
謎のデザイン
謎のデザイン_a0029238_20254355.jpg 約一ヶ月ぶりの書き込みは仁丹版町名板ネタ。記されているのは「上京区椹木町通油小路東入東魚屋町」となっている(写真クリックで拡大)。現行の行政区分とも符合しているし、古い通り名云々の話でもないので、この仁丹版自体には取り立てて珍しい要素は認められない。ただ通りがかりに目が留まり、ここにも1枚あったか、こいつはストックに入っていたかな、といった程度の軽い気持ちで撮影してみた。しかし、よく見ていると、この仁丹版以上に隣の錆びきった一枚の方に対して、当方の触角がピクピクと反応し始めた。

 錆びきっているとはいえ、まったく読めないわけでもない。文字が剥落している部分は「上京区椹木町通」だろうが、まず面白く思ったのは左の行に番地まで記されていた点である。交差する通り名を記すだけでもピンポイントでの空間指定にはなるが、番地まで書き込んでいるものには初めてお目に掛かった。

 それともう一つ、この手の町名板では必須のスポンサーだが、なかなかユニークなデザインとなっている。仁丹の向こうを張ってとの腹づもりでもなかろうに、人の顔らしきものが描かれていたようだ。そのデザインも判別困難の域に達してはいるものの、髷を結った細面の町人らしきものが見えなくもない。仁丹は明治期の外交官をイメージしているとのことだが、こちらは江戸時代といったところだろう(写真クリックで拡大)。

 で、肝心のスポンサー主だが「神治屋」だろうか。辛うじて読める部分を拾っていくと「石問屋」「屋根仕事」「下京区」などの文字が確認できる。電話帳で調べると、伏見の方に「神治屋」という建材業者があるようだが、何らかの関わりがあるに違いない。

 フジイダイマル版やライオンズクラブ版など、非仁丹の町名板となると凡そパターン化されているだけに、妙に新鮮にも思えた一枚だった。他で見かけたことのないいわゆる一点物町名板という点では、千歳館版(吉田阿達町)並みといったところだろうか。

謎のデザイン_a0029238_20263161.jpg



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by office34 | 2009-12-05 20:28 | 町名看板